平成23年度 全日本少年少女武道錬成大会 柔道(第43回)
平成23年7月31日(日) 於.日本武道館

祝! 低学年の部 優勝!(優秀賞!)&高学年の部 第3位(敢闘賞!)
大会結果
低学年の部 優勝!(優秀賞!)

圧巻! 昨年の雪辱を晴らす素晴らしい内容での初制覇!
1回戦小川道場○5−0×宏道館柔道スポーツ少年団(福島県)
2回戦小川道場○5−0×郷道場(埼玉県)
3回戦小川道場○4−0×高尾警察少年柔道部(東京都)
準々決勝小川道場○3−0×森義塾柔道教室(熊本県)
準決勝小川道場○5−0×橿原市柔道クラブ(奈良県)
決勝小川道場○3−0×臥牛館道場(東京都)
高学年の部 第3位(敢闘賞!)

善戦するも準決勝戦で代表戦の末での惜敗。持っている力を出し切った敢闘賞!
1回戦小川道場○2−1×社柔道少年団(兵庫県)
2回戦小川道場○5−0×新越谷山崎道場(埼玉県)
3回戦小川道場○1−0×大和高田市柔道連盟(奈良県)
準々決勝小川道場○1代1×橿原市柔道クラブ(奈良県)
準決勝小川道場×1代1○黒田庄柔道協会(兵庫県)

道場長総評

 先ずは低学年のメンバー優勝おめでとう! 各選手のご父兄さまにおかれましては私に預けて頂き本当に有難うございました。
 低学年においては、昨年のこの大会決勝戦にて残り50秒で逆転負けを喫し準優勝(優良賞)に泣いてから1年、今年の内容は圧巻、全く危なげない試合内容だった。非の打ち所の無い内容だった。チームの雰囲気もよくまとまった素晴らしいチームだと思う。今年は昨年より一回り大きくなってこの武道館に帰って来られた。
 この学年は他に3〜4人在籍しているので非常に面白い学年となった。私の目から見て小学生と言うよりも中学生での活躍、そして高校生、それ以上でも活躍出来る子供達が集まったと思う。私自身、この学年は非常に面白く思う反面、いい意味でのプレッシャーにかかりながら預かっている。先ずは、この学年最初の全国規模での全国大会をいい形でスタートが切れたと思う。また、他の優勝3チームにおいて同県(神奈川県)が2チーム、東京が1チームとこの学年の神奈川県のレベルの高さに舌を巻く。内容から言えばうちが1歩以上リードしているようだが、今後においてもコツコツと焦らずゆっくり積み重ねていこうと思う。成長過程において小学生で柔道を極めることはしたくないので、今後もご父兄さまのご理解、ご協力をお願いする次第である。

 高学年においては今日は持てる以上の力を出したようだ。正直、今年の6年生は連日の練習態度と先日のマルちゃん杯での出来から見て上に上がるのは難しいと思っていた。
 当日の朝、組み合わせを見た時、1回戦負けかもとも思ったくらいだ。しかし、いい意味で私の期待を裏切ってくれた。試合では5人全員がまるで別人だった(笑)。どうやらマルちゃん杯での負けが効いているようだ。マルちゃん杯惨敗後、練習に取り組む姿勢が若干だが柔道に対して覚悟を決めた姿勢となってはいたが直ぐに結果に結び付くとは思わなかった。子供の成長ではかれない部分だと教えられた。
 試合内容は1回戦から全試合、綱渡り的な試合内容で勝利してきた。準々決勝戦の相手においては奇しくも2年前低学年で対戦し1-4で惨敗した相手であった。その時は「心・技・体」全てに劣った内容だった。しかし、今日の内容は先手を許したが堂々と渡り合える展開で同点に追いつき代表戦で勝利した! この内容を見るとこの2年間で少しは成長していたのだと思った。私的には今日はこの部分を見られただけでも十分価値があったが、よくばりな私は準決勝戦での代表戦の内容が悔やまれる。その準決勝戦の相手は2年前の低学年時に優勝しているチームである。そのチーム相手に先鋒戦〜大将戦まで引き分けの内容で代表戦までもつれ込む展開。よくぞここまで成長したもんだと褒めてあげたい。この時期に来てこのレベルまで来られたのには驚いた。終わりよければ全てよしではないがそれに近い形で来ている事も事実として受け止めている。このメンバー全員は中学生での柔道を選択した。いい形で中学生に入っていけると思った。
 彼らには中学生になっても日頃から「コツコツの積み重ねがいつかは報われる。」の教えをしっかり守って精進して欲しい。そして先ず求めるものは1に忍耐、2に忍耐…と暫くは耐える力を持ってもらうこと。その忍耐こそが最大の近道だと言う事も付け加えておく。
 最後に今日の子供達の成績は小川道場強化部ご父兄さま並びに小川道場関係者の皆さまの一致団結した応援が選手の背中を後押ししたものだと思います。本当に朝早くから熱いご声援有難うございました。今後も大きな目標に向かって共に歩きましょう!
道場長  
試合開始前…リラックスしています。腹減った者は腹ごしらえです(笑)。

最終のアップしています。

今日のお手伝いの道場長の後輩です。

左から道場長大学後輩の現役学生の三枝クンと窪田クンです
ここからは時間で追って掲載していきます。

先ずは低学年1回戦となりました。

先鋒戦、流れる攻めで1本勝ち!

次鋒戦、投げて1本勝ち!

中堅戦、抑え込みんで1本勝ち!

副将戦、抑え込むも逃げられ惜しくも優勢勝ち

大将戦、投げて1本勝ち! 5-0で磐石なスタートです
続いて高学年1回戦

いきなり兵庫県の強豪チームと対戦
一杉師範と赤木先生も少し緊張しているようです

いよいよ開始、先鋒戦です。選手同士が背中を叩いて檄注入です!

先鋒戦…いきなり体格差で分が悪いです

しかし、指導員達は気合十分です

ここで有効を奪い先手を取りました

次鋒戦…先鋒が背中を叩きます

終了間際に有効を奪い2点目
これは大きいポイントとなりました

中堅戦…次鋒が背中を叩きます

ここはお互い攻めて引き分け

続いて副将戦ですが攻め込まれます

さぁー、30秒となりました

指導陣は…

副将が引き分けでチームは勝利しました。続いて大将戦となります

この体格差から察してください。瞬殺で一本負け…

2-1で金星? 薄氷の勝利?といったところでしょうか。正に全員柔道のいい内容で2回戦へ駒を進めました
その頃…

低学年はお腹が減ったらしく食事に入りました

今日は道場長が買い出しでした(笑)

続いて高学年が帰って来て何かやって遊んでいます

何をやっているんでしょうか?(笑)
とても気になります

何とトランプをやっていました!(笑)
しかも隣に道場長がいるのに…このメンバー末恐ろしいです(笑)
低学年2回戦がそろそろ始まります…

赤木先生は子供達に人気者です。遊ばれ上手です


任された赤木先生は…(笑)
低学年2回戦

気合い十分

先鋒戦…唯一の紅一点
このメンバーでの存在感は大きいです

決まって1本勝ち!

次鋒戦…決まって1本勝ち!

中堅戦…決まって1本勝ち!

副将戦…決まって1本勝ち!

大将戦…決まって1本勝ち! 5-0で勝利です
高学年2回戦

先鋒戦…皆から背中叩かれます

高学年では指導陣も気合いがいつも以上に必要です

投げが決まって1本勝ち!

次鋒戦…投げが決まって1本勝ち!

ここも投げが決まって1本勝ち!

副将戦…投げが決まって1本勝ち!

大将戦…投げが決まって1本勝ち! 5-0で快勝! 珍事ですね(笑)
低学年3回戦…昨年決勝で涙を飲んだ相手です。今年はここで対戦となりました!

先鋒戦…昨年の借りを返すとばかりに攻め込みます

上手くやられました。引き分け

次鋒戦…引き分けられた後だけにここは捕まえたいところ

投げが決まって1本勝ち!

中堅戦…抑え込んで1本勝ち!

副将戦…相手は大将格ですが攻め手を緩めません

ここは投げて試合を決めました。決まって1本勝ち!

大将戦…まだまだ攻め手を緩みません
抑え込んで1本勝ち!

4-0で快勝。昨年のリベンジを果たしました! 笑顔が物語っています
低学年3回戦…熊本県のチームと対戦です。

先鋒戦…相手が女子だとパワーアップします。1本勝ち!

次鋒戦…ここは攻めまくって優勢勝ち

中堅戦…お互い攻め手合うも
最後は相手は防戦となる展開で引き分け

副将戦…本日気合い十分で1本勝ち!

大将戦…ここも受けきられ引き分け。危なげなく3-0で勝利
次のページへ