第1回無心塾杯争奪少年柔道大会
平成22年12月23日(木・祝) 於.茨城県武道館大道場

低学年の部 優勝 (初優勝・参加団体48団体)
小学生個人トーナメント戦 6年生の部準優勝(男女混合・参加者51名)
試合結果
2回戦小川道場○5−0×無心塾飯島道場B(茨城県)
3回戦小川道場○3−0×国士舘少年柔道教室(東京都)
4回戦小川道場○3−0×下館武道館(茨城県)
準決勝小川道場○2−1×舟川柔道塾(埼玉県)
決勝小川道場○2−1×つくばユナイテッド柔道クラブ(茨城県)

大会総評

 今年が第1回大会となった無心塾杯、日頃交流のある長島先生のはからいで参加となったこの大会の特徴は…?と、楽しみに参加させて頂いた。大会日程が裏力善Jトーナメントと重なったため、低学年と6年生個人戦と中学生の参加となった。
 この大会の特徴は、団体戦に於いては準決勝からは3分。それも止めての3分なので、数ある低学年の錬成大会では最も長い時間となる。言い換えれば、国際ルールとなった現状では逃げる事は出来ない。本当に個人個人がしっかりと力を持ち合わせないと勝ち取れない大会だと思った。その第1回目となる記念大会に優勝出来た事は喜ばしい事だと思った。その厳しい中での子供達の頑張りを褒めてあげたい。
 小学生個人戦は各県のチャンピオンや上位が出場していたトーナメントでどこまで勝ち進むか期待していた。同県に絶対的な存在のある子の陰になっている分だけ他の県で暴れて欲しかった。試合ではどんどん攻めるいい内容で勝ち進んだがあと1歩のところだった。相手は手の内を知った者同士で勝ったり負けたりしている相手だけに今後の頑張りに期待したい。
 中学生は寂しい結果だった。特に日頃から体重調整(らしき)をしている者は良くない結果だった。私の方針は、よく食べよく練習がモットーであり、中学生の育ち盛りに食事制限とは百害あって一利なし、運動した身体に必要なエネルギーを補給しない行為は言語道断である。大会終了後の反省でも言ったが、本来減量や増量は、現状の階級ではどうしても勝てないから他の階級で勝負する…要は他の階級へ逃げる行為であり、自ら負けを認めた行為でもあると思っている。ただ、他の階級で勝ち取る成功例等はあるが、中学生ではやるべき行為ではないと思う。大学時代は減量で苦しむ先輩や後輩を目にしてきたが、それは日の丸背負ったり、日の丸背負う権利を得る段階(レベル)での話。私の考えは、中学生時分は体重を気にせず、現状での体重で出場すればいいと思う。この私の考えが理解出来ないなら他の道場へ行って欲しい。最後に苦言を呈したが、きつい言葉と捕らえるかはそれぞれだが、身体が資本なスポーツだけに食事はしっかりと摂って欲しいとの願いからである。
by 道場長  
 

茨城県武道館…水戸武道館大道場。
とても広いですね。道場旗が見ています

個人戦は午後からなのでアップは後ほど。
低学年がウォーミングアップです

道場長引率。高学年は別の場所で試合に参加しています

開会式…第1回大会となります。メモリアルですね

参加団体数も多いです。試合場も広々8会場。
スケールは大きいです

低学年のメンバーです

おっ! 低学年のピースマン?

おっ! 主審を務めるのはVクラス小宮さん。
審判のお手伝いに来て頂きました。C級ライセンス保持者です

日頃から勉強してかなりの腕前です
低学年団体戦2回戦

シードとなり2回戦からの登場です

開催チーム無心塾Bチームとなります

先鋒戦…今日は最軽量の1年生が先鋒を務めました。
袈裟固めで一本勝ち

次鋒戦…2年生のエース格が務めます。一本勝ち

中堅戦…3年生のエース格が務めます。一本勝ち

副将戦…4年生のエース格が務めます。一本勝ち

大将戦…今日は3年生が務めます。いつもの4年生は他の試合で頑張っています。
一本勝ちで5-0で初戦を突破しました
3回戦

国士舘少年柔道教室との対戦となりました

先鋒戦…体格の大きい子相手に苦戦

もうチョットで…惜しい。引き分け

中堅戦…次鋒戦一本勝ちの後です。
相手は見ての通り腰を引いたままです

何とかならないものでしょうか…この後、一本勝ち

副将戦…ここも腰を引いたままです。胸のマーク(看板)が
マークだけに残念な姿勢としか言いようがありません
腰を引いても結局は…一本勝ちです

大将戦…ここも腰を引いたままです

相手は4年生でこちらは3年生

この状態が続いて引き分け。3-0で勝ちました
4回戦

下館武道館との対戦となりました。次鋒戦…先鋒戦引き分け後、
相手はエース格でしたがここはこちらが勝って一本勝ち

中堅戦…こちらも攻めます

内股で投げて…

一本勝ち。後、1つ勝てばチームが勝ちます

副将戦…ここも攻め立てます



攻め手を緩めず優勢勝ちで勝ちます

大将戦…相手は茨城県の上位者。ここは学年落ちとなるが…

体格差は広がる一方。
一体、何を食べているのか聞いてみたいです

しかし、ここは攻めます

攻め返されます。攻防があり引き分け。よく頑張りました

主審から勝ち名乗りを受けて礼! 準決勝進出です

道場長も今日は働いています(笑)

待機しながら対戦相手を見ています
準決勝戦

相手は舟川柔道塾さんです。次鋒戦…先鋒戦が開始直後、
直ぐに抱きかかえられ返されての一本負け後となります

自分の倍以上の体重相手に返されて落ち込んで泣いています

余程悔しかったんでしょう(笑)

焦っています。ここは冷静になって欲しい場面です。
道場長も落ち着け落ち着けと言っています

あれ? もう直っています。気分を切り替えるのも上手ですね。
切り替えが早い…これも芸のうちでしょう(笑)

何を焦ってるんでしょうか? 醍醐杯の二の前になる展開です。
3分あるから落ち着けと言われてるはずですが…

結局、引き分けとなりました。後ほど、道場長から
落ち着いて自分の柔道をすることを心掛けろと言われていました

中堅戦…依然追う展開となっています

3分の時間を有効に使う展開となっています

ここは見守るしかないです。吠えてるのは道場長だけ…(笑)

案の定、時間が経過する毎に…

最後は寝技で一本勝ち。同点に追い付きました

副将戦…ここは引き離しに行く展開です

ここで技ありを取りました。しかし、このコンビは呼吸が合います。
幼年時代からの信頼関係なのでしょうか? 計り知れません

あくまでも一本勝ち目指して攻めます

攻めます。そのまま時間となり優勢勝ち。
技あり分リードして大将戦へ

大将戦…一本負けなら負け、技あり負けなら代表戦となります

しかし、ここは守らず攻めます

道場長の方針通り攻めます。守るのはご法度です。
そのまま時間となり2-1で勝利。決勝進出となります。
決勝戦は続けておこなわれず、他の部門と同時になるので少し時間が空きます
小学生個人戦6年生の部
2回戦

初戦から飛ばします

攻めて…

抑え込みました。一本勝ち! 3回戦へ駒を進めます
3回戦

ここもきっちり抑え込みました

一本勝ち! さぁー、次は準々決勝戦
ここからは強敵揃いです
準々決勝戦

茨城県軽量級チャンピオンが相手となりました。
5年生時には全国2位となった相手ですが、臆する事無く攻めます

攻めます。過去、練習試合の成績は五分

攻めます。この後、相手が攻めに耐え切れずズボンを持ったため、
反則勝ちとなり準決勝戦へ駒を進めます
準決勝戦

こちらは栃木県の代表です。伸び伸びと柔道をしています

攻めます

攻め手を緩めず攻めます。相手は防戦一方となりました。
この後、相手に指導が与えられました。優勢に進めています

相手も攻め返します

応戦します

旗判定となり、2-1で勝利しました。
前半部分がよかったのでしょうが正に紙一重となりました。
決勝進出となります。決勝戦は続けておこなわれず、
他の部門と同時になるので少し時間が空きます
中学生個人戦男子81kg級(2名エントリー)
初戦

相手は大きいけれど体重別です

おっと、目の前に飛んで来ました

顔は極めて…

顔を引きつらせて…どうしてなんでしょうか…
ここまで3時間かかります

個人戦なのに防戦一方…どうしてなんでしょうか…
水戸まで来て3分間だけは…

一応、旗判定ですが…結局、負けました。
水戸まで来て3分間で終わりました

試合場の横で応援していた道場長は試合場に入って殴りそうな勢いで激怒…
謎は深まるばかりです
初戦

3年生が相手となりました

県を代表する選手との対戦でしたが、有効を奪われ敗退

相手が1枚上手でした
中学生個人戦男子66kg級
3回戦

2回戦からの登場で3回戦目となっています。
階級が2つ違うと苦しい展開です

残念ながら技あり取られて敗退

残り少ない中学生活をENJOYして欲しいものです
中学生個人戦女子48kg級
初戦

道場長が睨みを効かせますが…

伝わらないか…

伝わらないか…
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